レシピの紹介

2020/11/13 17:46




濃い紅が色鮮やかなお野菜のビーツ。世界では有名なビーツですが、日本ではまだまだニッチなお野菜でなかなか入手しにくかったりしますよね。でも、最近ではテレビや新聞などで名前を聞いたり見かけたり、一度は食べたことのある人も増えてきたように感じます!美容・健康にいいお野菜として紹介されますが、今回はそもそも”食べる血液”とも呼ばれるビーツってなに?をテーマにご紹介します。

奇跡のお野菜と称されるビーツとは?(Beets root)




ビーツには、赤いビーツ/赤と白の縞模様のビーツ/黄色いビーツがあります。
根菜の一種で、有名な料理はロシアの伝統料理ボルシチですが、海外のスムージー屋さんでは当たり前のように見かけます。

見た目が赤カブと少し似ていますが、実はアカザ科のお野菜で”ほうれん草”と同じ種類なのです!
正式にはアカザ科フダンソウ属ビートというのに分類されます。このビートと呼ばれるお野菜の仲間には砂糖の原料として有名なテンサイがあります。


原産国は諸説ありますが、ヨーロッパからアフリカ北部、地中海沿岸と言われています。
私が本場のボルシチを初めて食べたのは【ウクライナ】でした!

海外ではビートルート、テーブルビート、ベトラープなど各国で名称が異なっていたり、品種も少し違っていたりします。
和名は火焔菜(カエンサイ)と呼ばれ、日本へは江戸時代初期頃に持ち込まれたといわれています。



ビーツの特徴とは?




ビーツを使った有名な料理といえば、”ボルシチ”です。赤い色が特徴的で、健康・美容にもよく身体が温まる最高の煮込みスープです。ボルシチはなんと世界三大スープの一つに挙げられていて世界中で重宝されています。
ビーツは、ごつく丸い形をした根とそこから伸びる赤い葉脈がきれいな葉をつけます。丸い形しか見たことがない、という人もいるかもしれませんが、根に葉を付ける野菜です。

◎ビーツの形
ビーツは、丸い形をしています。根から伸びる赤い茎の先にきれいな葉がつきます。

◎ビーツの きになる味は、生で食べるとビーツ特有の少し土っぽい風味があり、少し甘みがあります。この特有の風味が好き嫌いわかれるところでもありますが、私の父は味は苦手だけども健康効果を知ってからはよく食べるようになりました。
カブより食感があり、色鮮やかなのでサラダにしたり、ゆでると甘みが出るためスープにして食べたりバリエーション豊富です。 ◎ビーツの旬な時期 ビーツの旬は、初夏の6月〜7月と晩秋の11月〜12月です 飲む血液とも呼ばれるほど栄養価が豊富なビーツですので、旬の時期は是非チェックしてみてください!


次回は、ビーツの凄い栄養効果をご紹介します。お楽しみに!!!